1988年8月20日ニューヨークはナッソウ公演をサウンドボードで収録している。ロジャーがピンクフロイドを脱退し、ギルモアが主導した初めてのアルバムが1987年にリリースされた『鬱』である。一般的にロジャー在籍時と脱退後のフロイドは別物と捉える向きもあるが、70年代の雰囲気を残したプログレと当時最先端の音楽性との融合した同アルバムは多くのファンに受け入れられ、大ヒットを記録する。そしてこのアルバムに伴い3年越しで長期に渡る大規模なツアーが組まれた。現在のところ最後の日本公演になっているのもこのツアーである。

1981年のウォール以来となるツアーとあって、各地で大盛況で迎えられたギルモア主導によるフロイド。特にウォールツアーでの成功からステージの視覚効果はさらに複雑で壮大なものになった。

本作は、そんな大成功を収めた「鬱ツアー」の1988年8月20日ナッソウ公演を収録している。実に200公演近く行われた同ツアーの中でも高音質サウンドボード音源で残されているコンサートのひとつ。音質は素晴らしく文句のつけどころがない。1988年8月20日ナッソウ公演をサウンドボード音源で完全収録。美しいピクチャーディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。

サンプル音源

DISC ONE
01. Shine On You Crazy Diamond Pts 1-5
02. Signs Of Life
03. Learning To Fly
04. Yet Another Movie
05. Round And Round
06. A New Machine Pt 1
07. A Terminal Frost
08.A New Machine Pt 2
09. Sorrow
10. The Dogs Of War
11. On The Turning Away
12. One Of These Days

DISC TWO
01. Time
02. On The Run
03. The Great Gig In The Sky
04. Wish You Were Here
05. Welcome To The Machine
06. Us And Them
07. Money
08. Another Brick In The Wall Pt 2
09. Comfortably Numb
10. One Slip
11. Run Like Hell