■初の完全収録盤！
■既発盤では未収録だった「Tulsa Time」から同一ソースで完全収録！
■聴いてくれこの音質！DATにも劣らぬ超高音質！

1979年ＢＡＣＫＬＥＳＳツアーの一環として行なわれた日本公演は、茨木を皮切りに全10公演が行なわれました。その中でも12月3日と4日の武道館公演は、後に「JUST ONE NIGHT」としてリリースされたほど、演奏の充実度では他の年代の日本公演とは一線を画し、本人も非常に満足した出来だったということでしょう。

本作は、このクラプトンの1979年来日公演より、11月２６日京都公演を完全収録しています。本作は、当時録音されたカセットテープを、経年劣化を避けるためにDATでバックアップをしておいた、そのDATテープが元となっています。そして本作の最大の特長であり、歴史的発見ともいうべき点は、本作が初の完全収録である点です。

もし既発盤をお持ちの方は、お手元のCDを確認して頂きたいのですが、京都公演は今まですべて不完全、一曲目の「Tulsa Time」がすべてのタイトルで欠落していました。元々音質が良いということで有名な音源ですので、この１曲目の欠落が非常に致命的な欠陥でした。Beatleg誌上で連載のクラプトンLIVE FILEですら、その音質の良さはDAT録音と比較しても遜色がないと評価しつつも、１曲目が欠落しており、おそらく録音をミスったのであろうと書かれています。しかし、それが実は、マスターテープには、きっちり収録されていたのです。しかも一音の欠落なく、イントロから完全にです。 「そんなのデタラメだ！この世に存在しないはずだ！あったら事件だ！」・・・いえ、ちゃんとあるんです。これは事件といっても過言ではないでしょう（笑）。今まで無いと思われていたのが出てきたのですから。

これはあくまで想像の域を出ませんが、元々テーパーは完全収録していたのですが、トレードの際の大きなマーキングとして、わざと１曲目をカットして流通させたのではないでしょうか。そして本作において初めて完全収録盤が世に出る事になるのです。今までカットされていた曲が同一ソースで切れ目なく完全収録されているということで、これがマスター・バックアップのDATから収録というのがご理解いただけるかと思います。もちろんトレード間やインターネット上でも一切、流通させたことはないとのことです。

　音質は、先に触れたように、DAT録音などと比べても遜色ない素晴らしい高音質で、しかもカセットテープ特有の暖かみというか、深味のある柔らかい音、現代のデジタルとは対極にあるような自然な音。エリックのヴォーカルが近く、ギターの音も、まるでモニター音を拾っているかのような近さ。さらに周囲に騒がしい客もおらず、まるでフロントのピットで録音されたような、まさに奇跡的な録音となっています。この辺はサンプルをアップしますので、そちらで確認してもらえれば、これがけして大袈裟でないことがわかるでしょう。

1979年来日公演より、12月26日、京都会館公演を素晴らしい奇跡的な高音質で、初の完全収録。同じテーパーが録音した１９７９年の他の公演もリリース予定です。ご期待ください。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。

KYOTO KAIKAN DAIICHI HALL KYOTO JAPAN NOVEMBER 26, 1979
DISC ONE
01. Tulsa Time
02. Early In The Morning
03. Lay Down Sally
04. Wonderful Tonight
05. If I Don't Be There By Morning
06. Worried Life Blues
07. Country Boy
08. All Our Past Times
09. Blues Power
10. Double Trouble

DISC TWO
01. Knockin' On Heaven's Door
02. Setting Me Up
03. Rambling On My Mind - Have You Ever Loved A Woman
04. After Midnight
05. Cocaine
06. Layla
07. Further On Up The Road