* SGF-00330 // MILES DAVIS / CONCERT IN PORTLAND 1966 / 2024 UPGRADE VERSION (2CDR)

Recorded Live at Oriental Theatre, Portland, OR, May 21, 1966
VERY-GOOD Soundboard Recording // 95 min

Miles Davis - trumpet
Wayne Shorter - tenor saxophone
Herbie Hancock - piano
Richard Davis - bass
Tony Williams - drums

DISC 1
1. Introduction
2. AUTUMN LEAVES
3. AGITATION
4. STELLA BY STARLIGHT
5. GINGERBREAD BOY
6. NO BLUES - fade out

DISC 2
1. MY FUNNY VALENTINE
2. ALL BLUES
3. WHO CAN I TURN TO?
4. SO WHAT
5. THE THEME

80年代以降の音源がほとんどだった本シリーズより、珍しく1966年の音源が登場です。1966年という事は、ジャズ史に燦然と輝く伝説のロスト・クインテットでの演奏です。と、書こうと思ったら「ん?」、ロン・カーターが居ません。ベースにクレジットされているのはなんとリチャード・デイヴィスではありませんか。これは残念、と思いきやじつは激レア。更にこの日はトニー・ウィリアムスがかなりアグレッシヴなドラムを披露しており、とくに『MY FUNNY VALENTINE』はマイルスも押しつぶさんばかりの迫力で一聴の価値あり。
この日の音源は過去にも複数のタイトルを生んできましたが、その都度曲が増えたり正式な演奏会場が判明したりとアップグレードを繰り返してきました。今回は（おそらく）正式な曲順となっています。サウンド面ではかなりヒスが目立つサウンドボードでこのヒスをカットしようとしましたが、かなりくぐもった感じになってしまいあまりノイズ・リダクションは向かないと判断しました。従ってヒスノイズがある点を考慮し音質面を“VERY-GOOD”と表記してあります。もちろん歴戦のマイルス者達ならそんな点は気にせず楽しんでいただける好音源です。

*** (STAR GAZER'S / NEW UPGRADE VERSION) シリーズ ***
現在マイルス・デイヴィスのコレクターズ・レーベル最高峰として注目を集めている”ヴードゥー・ダウン”レコーズの、ボーナス・ディスク作成などサポートとしての活躍でも知られる“スターゲイザーズ”レーベルがリリースするマイルスの最新アップグレード・ヴァージョン。徐々に評判を呼びファン待望の定番シリーズとなっています。